パリ国立オペラ感想追記とトレース・エレメンツ展&麻田浩展@東京オペラシティ

毎回楽しみなギャラリートーク。今回は日豪のアーティスト数名の合同コラボ。ダムパイプの中心的存在でAIDSで亡くなった古橋梯二の作品など毎度ながら新鮮なものが多かった。木村伊兵衛賞を受賞した女性写真家の作品は良く解らなかった。

昨日のパリ国立オペラの感想追記。消えた男の日記を見て思い出したのは、以前見たピーター・ブルックの演出(@世田谷パブリックシアター)で、「幸せな日々」で主人公の女性が舞台一面の砂山の真ん中に掘られた穴から半身を出した絵と、朝鮮人参みたいな舞台一面のヒトの姿。青ひげ公の城では、トリスタン同様に洗練された映像美と目の前の舞台との夢のような融合が作り出す別世界。目玉の映像は映画、アンダルシアの犬を思い出した。オペラって、本当に総合芸術なのだと改めてその贅沢さを存分に感じさせてくれた。

一つショックな事が。ケータイ画面が知らないうちに割れている。気付いたのはついさっき。落とした記憶もないのだが。