平成中村座Bプログラム

こちらも見応えたっぷり。数年前に歌舞伎座勘三郎の勘平は見ているが更に熟した赴き。いつもは長く感じる5,6段目が時間を感じず楽しめた。それにしても17世紀には真っ暗で手元も見えないような環境でハンティングをしたのだろうか?正に命懸け。私にはどうしても盗賊その他で危ない山崎街道を年老いて病持ちの与市兵衛が大金を持って歩いた意味がぴんと来なかったが。

7段目も仁左の由良之助がこれぞという素晴らしさ。A同様仁左が出てくるだけで舞台が締まり大きくなるのは文楽の玉男を思い出す。


大変充実した1日。昼が竹席14列目センター、夜は梅。竹は背もたれが腰迄しかなく大変辛く梅の方が背もたれがあり楽だった。

今日は初めてヨシトミへ。無難ですねぇ。