都民劇場LSO@東京文化
素晴らしい演奏会だった。前半はラフマニノフ・ピアノ協奏曲3番、後半はプロコフィエフのロミジュリ。アンコールは前半ピアニストのヴォロディンが眠りの森の美女からアダージョ、後半は「3つのオレンジの恋」からマーチ。
前回がツィメルマンのピアノ協奏曲が売り物とはいえ、チョンフン/東フィルだった事もあり、余計に迫力も繊細さ、音楽性全てが際立った。
ゲルギエフの超人的エネルギーは相変わらず。かつてはチョン・ミュンフンも匹敵しうるエネルギーを感じさせてくれたのにどうしたんだろうか?
ロミジュリは、マクミラン版で私が今まで見た最高の舞台、デュランテ&ムハメドフを思い描いてしまった。吉田都でもいいが、ロイヤルのオケでなくゲルギエフ/LSOで見る贅沢さが味わえたら!
都民劇場来期トロヴァトーレの代替公演は9月20日にバルバラ・フリットリとか。