ジョン・フォード監督「怒りの葡萄」

毎年アカデミー賞シーズンは、NHKBS2で
受賞作品のてんこ盛り。


どれも一度はビデオに録画した作品なのに
今年はDVDに録画しまくっている。

今日は、数日前に放映した「怒りの葡萄」を見た。

やはりジョン・フォード監督作品って、
黒澤作品や、サタジット・レイ作品と
つながるような、太くって大きな人生賛歌の
大原則のもと、自分の手を汚さずに人を踏みつける
権力に対する正義感が満ちあふれていて
意味なく元気になりますねえ。


いまさらながらに、映像の美しさにもほれぼれ。
そして、主演のヘンリー・フォンダの演技。
特に、彼の目の演技は「12人の怒れる男たち」
でも大活躍していましたねえ。
それにしても、ジェーン・フォンダはお父さんそっくり。


ヘンリー・フォンダのお母さん役、なんとなく
シェリー・ウィンターズを思い出させるけど、
ひと世代前の役者のはず。

やはりテレビが一般化する前の映画作品には
とてもとてもかなわないって感じがいまさらながらに
しました。


お話関係なく、散歩大好きなジーク太郎、
たまに散歩に出ても一周回っただけで帰るのですが
今朝もそう。レインコート着せたのに、
すぐに帰ってしまった。
なんだったんだろうか?