再び藤村実穂子

雪の降る中を紀尾井ホールにて。一昨日、所沢ミューズと全く同じ内容ながら、座る位置の違い、音響の違いで随分と新鮮に聞こえる。もちろん、所沢の方が声楽向きで、紀尾井は残響がきつすぎる。

ただ、先日は上から、今日はしたから眺めると、随分違った印象が沢山。まず、昨年のマイヤーのリサイタルと同様、伴奏者のピアノの蓋(といっていいのでしょうか?無知な素人なもんで)がかなり大きく開いていることと、藤村さんの歌う姿勢が下からだとよく見えたこと。

大体、個人のリサイタルの場合は、伴奏ピアノの蓋はほんの少ししかあいていないことが多いのに、これって、伴奏者の弾き方の問題?音響の問題?歌い手の好み?なんでしょうか?

ともかく、彼女こそプロフェッショナル中のプロという感じ。NHKの同名番組では、こういう人を伝えるべきでは?とつくづく感じた。チケット代金と比べて、大変費用対効果のいいコンサートが2回楽しめた。

今日の雪。明日の朝は真っ白でしょうか?昨年のように滑って転ばないようにしないと。