ロシア・ナショナル管弦楽団@都民劇場

リムスキーコルサコフの雪娘から、川久保賜紀のチャイコのバイオリン協奏曲、後半はベートーベン3番。都民劇場は地味だが比較的観客が大人しいのがいいのに今日はおお外れで後ろの席のおじさんが最初から煩い居眠りで、特にバイオリン協奏曲のカデンツァではかなり酷い鼾を連発。後ろを睨んだらやや静かになったが後半も鼾は止まらず。お隣が知人だったようで、居眠りから起きるなりに川久保賜紀の批評を一緒に始めた。せめて回りには迷惑をかけないで欲しいものだ。隣もつついて起こさないと。


川久保賜紀はまたまた見た目が拒食症気味の若い女性。本当にバイオリンは若い拒食症女性のものかと思いたく成る程。育ってくると途端に演奏が面白くなくなる人が多いし。例外はサラ・チャン辺りかな?妖艶で大柄に育ったから。


チャイコのバイオリン協奏曲はクラッシックを聞き始めた頃にたまたまロンドンフィル/テンシュテッドで鄭キョンファの演奏を聞き、CDで沢山のアーティストを危機比べた時代があった。一番気に入ったのはオイストラフ。次にカラヤンと共演した若きムッターあたり。生では不気味だったクレメルをNHKで再放送して欲しい。

川久保さんもなかなか面白かった。


ベートーベンの3番1楽章を聴くとどうしても映画のスパイゾルゲを思い出してしまう。