マリインスキーバレエ東京初日

現代最高の白鳥プリマ、ロパートキナ主演。3年ぶり?のロパートキナの白鳥は相変わらず余人には真似しようのない気品と美しさ。彼女よりも回転が鋭かったり足を高く挙げたり色っぽいオディールを踊るダンサーはいるが、この気品と気高い独特の存在感は誰にも真似出来ない。よくもみな、拍手する余裕があると思うほど隙のない演技。多分今日のロパートキナを見て来週月曜日の公演を買いました人は沢山いる事だろう。


なんといっても腕の動きが何とも言えずに優雅で大きく哀しい。オケも安定感ある演奏でこの白鳥を見る贅沢さ、見なかった人のお気の毒さ。