オールスターガラ;マリインスキーバレエ
今回私が見るマリインスキー最後の演目。今回のマリインスキーは若手が実に頑張っていた。皆テクニックは抜群の上にしなやかな肉体を持つ。ただ、これがかつてボリショイとバレエ界のトップを分けたバレエ団かと思うと小粒感と個性の薄さは否めない。やはりパリオペラ座が君臨する由縁だろう。
楽しみにしていたロパートキナの瀕死の白鳥はプリセツカヤの超人的な腕の動きを考えると、あくまでも品が第一の印象。やはりこの人はオデットの人ですね。
私がかつて大感激した今60歳に近いはずのかつてのボリショイのプリマ(名前が出てこない。帰宅してから思いだそう)のようないうに言われない感情表現に溢れるまでには至っていなかった。
追記:「セメニヤカ」でした。
今日が今年のバレエ見納め。今夏の世界バレエが余りに素晴らしかったので私としてはかなりバレエ会場に足を運んだ1年だった。エコノミー券の恩恵も大いにありだ。満足、満足。私の知人も思わず文化会館でマリインスキーバレエ他日チケットを買いますなど、やはりバレエはバレエ舞台でしか味わえない何かがある。
ところで、ゼレンスキーもマハリナも辞めたんでしょうか?