青年座「黄昏」@紀伊国屋、新国立劇場&国立劇場など

劇団青年座の黄昏、非常に面白かった。

いわずもがな、ヘンリー・フォンダジェーン・フォンダ親子に、キャサリーン・ヘップバーン出演の映画が有名だが、やはり脚本がよくでたものは面白い。

ところで今回も感じたが、新劇の舞台は、客席から見て右手に階段、真ん中にソファ、といった居間の舞台装置が非常に多いが、これはある意味、新劇の文法で決まりごとなのであろうか?


今月は、国立劇場の歌舞伎も、新国のオペラもレベルが高くて見ごたえある。新国、4階の正面2列目は、前後に比べて斜度が余りとかで、その代替として、クッションがつくようになった。小柄な人だと足が床につかないかも?

http://www.seinenza.com/performance/public/200.html

あらすじ
アメリカ北東部ニューイングランド地方。大小の湖とそれを取り囲むように緑深い森が広がる。 ゴールデンポンドと呼ばれる湖もその中にあった。朝夕に照らし出される湖面は《黄金》に輝き、 湖畔の閑静な別荘は都会の喧騒から離れ一夏を過ごす人々の安らぎの場であった。間もなく 80歳を迎えるノーマンは、忍び寄る老いと「その時」に怯え苛立っていた。そして妻エセルは 夫のことが気がかりでならない。
ある日、父を愛しながらも、心通わぬまま家を飛び出した一人娘チェルシーが、新しい恋人と 彼の息子を伴って8年ぶりに帰ってきた。この少年との交流を通して、老夫婦の心は、 ゴールデンポンドに広がる波のように静かに揺れ動き始める……。
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スタッフ・キャスト
スタッフ
作=アーネスト・トンプソン

翻訳台本=たかしまちせこ

演出=伊藤大
美術=島次郎
照明=中川隆一
音楽=和田薫
音響=城戸智行
衣裳=前岡直子
舞台監督=安藤太一
製作=森正敏・紫雲幸一
キャスト
ノーマン・セイヤー?=津嘉山正種
エセル・セイヤー=岩倉高子
チャーリー・マーティン=田中耕二
チェルシー・セイヤー・ウェイン=那須佐代子
ビル・レイ=横堀悦夫
ビリー・レイ=薄衣峻平(劇団ひまわり)