ドイツ・カンマーフィル@都民劇場定期

先般のコンセルトヘボウに続いて、非常にいい公演

今期は、コンセルトヘボウとレオ・ヌッチが入っているので、グリモーあたりで
料金調整って感じなんでしょうけれども。

色彩鮮やかで勢いが素晴らしかったコンセルトヘボウと比べて
小人数ながら非常にまとまった演奏を楽しんだ。

都民劇場、ヤルヴィが好きなようで、3年連続なんですね。

ソリストのヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン、10年前にも
都民劇場定期に出演したそうだけれども、記憶になし。

今回のブラームスは、印象に残る熱演だった。

女性ヴァイオリニストでも、拒食症タイプとは違う人もいるのだとよおく認識した。

http://www.tomin-gekijo.or.jp/ongaku_sub/2010b-sub.html#1013
11月24日(水) 7時開演
ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン


ベートーヴェン
ブラームス
ベートーヴェン 「プロメテウスの創造物」序曲
ヴァイオリン協奏曲
交響曲第5番「運命」
好対照の極上オーケストラを聴き比べる至福の月 (2)

 11月は、世界のトップ・オーケストラを2つ続けて味わうという、贅沢な体験が待っています。しかも、かたや深くまろやかな伝統のサウンド、かたやキレのある清新なサウンドと、全くタイプが異なっていますから、聴き比べの楽しみも尽きません。

 ドイツ・カンマーフィルは、精選された名手が集う気鋭楽団。1980年創設の新興ながら、ハーディングとのコンビで急上昇後、2004年芸術監督に就任したパーヴォ・ヤルヴィのもと確固たる評価を築いています。他にシンシナティ響、フランクフルト放送響、加えて今秋からパリ管の各シェフを務める驚異の名匠ヤルヴィが、当楽団で力を注ぐのはベートーヴェン古楽奏法をまじえた演奏は、鮮烈な躍動感に充ちており、日本でもCDやチクルスで“目からウロコ”的な衝撃と感動を与えてきました。今回は「運命」がメインですから、その真価を明快に堪能できること請け合い。また、デッカと専属契約を結び、既に前記3大オケと共演している才色兼備のヴァイオリニスト、ヤンセンが弾く、艶美かつ表情豊かなブラームスにも、大きな期待が集まります。