マーゴ・フォンテーン 

 金曜日の夜中、土曜日の朝方BS2で放映していた「ハンス・ウェルツァー・ヘンフェ」のドキュメンタリー録画を見ていて、マーゴット・フォンテーン(英語読みはマーゴ・フォンテーンだけど)の「オンディーヌ」の一場面を見てドキリ。もっと見たい。
 大体、少し前までの新国立劇場の資料室には、それなりの量のフォンテーンのバレエのビデオやLDが見れた。勿論、ヌレエフとのコンビのものも、マリア・カラスの貴重な映像も。それが独立行政法人になってから、国立劇場と歩を一緒にして会員料金を取るようになり、突如見れなくなる。惜しい。どうにかならないのだろうか?
 今気づいたが、「はてな」は能楽だけでなく、ダンスものも得意ではないらしい。フォンテーン、ルドルフ・ヌレエフでさえキーワードがないようだ。シルヴィー・ギエム、ニーナ・アナニアシヴィリプリセツカヤ、ダーシー・バッセル、吉田都アレッサンドラ・フェリ、ピエトラガラ、ウラジミール・マラーホフ、マニュエル・ルグリ、イザベル・ゲラン、パトリック・デュポン、オレリー・デュポン、ニコラ・ル・リッシュ、ファルフ・ルジマートフ、イレク・ムハメドフ、ミハエル・バリシニコフ、上野水香森下洋子首藤康之小林十市その他元々、多分熊川哲也とか、アダム・クーパーなら光るだろうけど。チェックしてみて、まさしく私の思惑通り、最後の二人しか入っていない。後から試しにいれた首藤君、十市君も入っているから、やはりミーハー系だけのみ。これは大いなる問題だ。新国立劇場の資料室の問題と同じくらいかもしれない。