女流義太夫演奏会

 知人から一度是非聞いてみたいという話を耳にしていた人間国宝「駒之助」が出演するので、物理的に可能だと思うとすぐに無理していってしまう悪い癖が。昨年も、同様に「四谷怪談」の義太夫を聴けると無理していって、ハーヒーいいながら帰路についたが、今日はさすが、駒之助の独特な声と節回しを聞いたから、多少の元気が出来て帰宅。
 演目は 傾城阿波鳴門 と 千本桜の道行(駒之助はここで静役)

 阿波鳴門では、竹本朝重と綾之助のおばあちゃんコンビが、弟子の初舞台があったこともあるのか奮戦。初舞台の方については、申し訳ないけど、どうしてあの程度の方がお金を払って入場してもらうような場に出られるのか、謎だった(万が一、ご関係者にこのコメントが触れたら私、どうしたらいいの?状態ですが、一応、お金を払った観客として、言う権利はあるかな、と。幸い、今晩は知っている人ゼロでしたので)。

 千本桜の道行では、駒之助は最初、低い声が出ないで、ああ、駒之助もこうなら、もう私は何のためにここにいるの、と思ったけれども、徐々に調子が出る。忠信役の越孝も奮闘。私はこの越孝さんに2年前、1日義太夫教室で習ったことがあるのを思い出す。三味線は、前半出演の寛也さんに習った、懐かしい思い出。太棹は女の小さな手で弾くだけでも大変。切れがない、とか、文句はいえないな、と思って拝聴した。

是以上書くと又間違えそうなくらいに疲れが溜まっていますので、今日はこのくらいで再見。コメント返しもしないですみません。

kuriさんになかなかトラバいかないので、ここから失礼します。id:kuri:20050324#p01ならいくでしょう。あ、これでもここから飛べるけど駄目。?????あ、やっといきました。やれやれ。