MOA能楽堂初見

http://www.moaart.or.jp/japanese/event/farce_regular.html
4月16日(土)
午後1時30分 能  喜多流 西王母  友枝昭世
狂言 和泉流 苞山伏  野村萬
出演者 ワキ/宝生閑 笛/一噌幸弘 小鼓/観世新九郎
大鼓/柿原崇志 太鼓/三島元太郎 アイ/小笠原匡
西王母/中国周王朝の賢帝・穆王(ぼくおう)の宴の席に、桃の小枝を持った女が現れる。女は、三千年に一度実を結ぶという桃の謂われを語ると、自分は西王母の分身だと明かし天に上る。やがて管弦を奏して待つ穆王の前に西王母が現れ、桃の実を献上し、祝いの舞を見せる。

苞山伏/山人が仕事に行く道中眠くなり、飯を包んだ苞を傍らに置き寝てしまう。今度は羽黒山の山伏が長旅の疲れで山人のそばで横になっているところに土地の男が通りかかる。男は飯苞をみつけると盗み食いして寝たふりをするが、目を覚ました山人が飯苞がないのに気付き…

無事、終了しました、本日の予定完了!朝起きて、鏡見て、結構血の気のいい、元気な顔していたので、自分ながら安心。午前中の用事を追え、いざ、熱海からMOAまで、タクシーにてミニ・いろは坂を登りながら、もう少しで限界!ってところで付いた能楽堂、丁度飛び込んだのが2時10分、狂言が始まったところ。

西王母は能のストーリー自体はどうのということでもなく、友枝昭世の美しい舞を堪能、先日見た「源氏供養」ほどには楽しめなかった。MOA能楽堂自体は思ったよりも立派で、傾斜もあり、立派だった。正面席7800円で美術館の鑑賞券込み、素晴らしい景色やら、レンブラントの「23歳の自画像」モネの「睡蓮」なども楽しめたことを思えば、新幹線往復代金を考えても、十分元が取れる。美術館からの海の景色が素晴らしかった。あと10日ほど早ければ、桜が満開だっただろう。

8月は無料で薪能があるようだから、今から要チェック。

追記:帰りのバスで、杉本苑子さんそっくりさんが立っていらした。多分間違いなかったかと思う。熱海駅で降りられてすぐに別にタクシーに乗られていた。バスでは立っていらした。MOAでは、土曜日の午後だし、タクシーを呼ばないと駄目だから、やむなくバスに乗られたのでしょうか?感激。