バイエルン歌劇場「アリオダンテ」

素敵な出来だった。バロックって、とにかく声が綺麗じゃないと歌えないから、それは大変なハードルだろう。その上、きょうなどは声量も要求される舞台だったから。先週、「タンホイザー」と「マイスタージンガー」で散々鳴らした同じオケが、こんな繊細なヘンデルも?と思うと嬉しくなる。

http://www.nbs.or.jp/news/detail.php?id=265
2005/10/09 バイエルン国立歌劇場アリオダンテ」本日のキャスト
バイエルン国立歌劇場 2005年日本公演 Bayerische Staatsoper
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル作曲『アリオダンテ』全3幕本
:アリオストの《狂えるオルランド》により、A.サルヴィ(伊語)
Georg Friedrich Händel ARIODANTE Dramma per musica in drei Akten
−2005年10月9日(日) 15時開演  東京文化会館
指揮Musikalische Leitung:アイヴォー・ボルトン
演出:デヴィッド・オールデン
舞台美術:イアン・マクニール
衣装:イアン・マクニール
振付:マイケル・キーガン=ドラン
照明:ミミ・ヨルダン・シェリ
合唱監督:アンドレス・マスペロ

スコットランド王 :ウンベルト・キウンモ
ジネヴラ:ジョーン・ロジャーズ
アリオダンテ:アン・マレイ
ルルカーニオ:ポール・ナイロン
ポリネッソ:クリストファー・ロブソン
ダリンダ:オルガ・パシチュニク
オドアルド:ケネス・ロベルソン
バイエルン国立管弦楽団バイエルン国立歌劇場バレエ団
Das Bayerische Staatsorchester/Das Opernballett der Bayerischen Staatsoper

今年の来日オペラはレベルが高い。バイエルンに関しては、全体的に照明の洗練された使い方が特に印象に残った。

ところで、先週、小泉さんが見たのは「タンホイザー」?「マイスタージンガー」?席的には、NHKホールのマイスタージンガーは売り切れていなかったはずだし、出来もこちがの方がよかったと思ったから、日曜日の方かな?→答えは「タンホイザー」でした。東京文化会館にて早々に売り切れた演目。本来なら私が行っていたはずの10月1日土曜日でした。

それにしても、バロックって気持ちよくなる。今日も4階サイドで、字幕がよく見えず、他の世界に何度も飛んでしまった。