ヴェルディとプッチーニの最晩年の遺作

二作品が今回のフィレンツェ歌劇場の出し物.あの重いヴェルディが最後に残した作品が、この世は冗談、なんて長生きしたヴェルディらしい。が、私としてはオテロの息も切らせぬ男性二重唱やリゴレットモーツァルトも真っ青の甘美な四重唱の中味の怖さ、最初の歌が[彼女は父と結婚した]で始まるドン・カルロを聴きたくなってしまった。ボローニャドン・カルロ、クーラが突然おりた曰く付きだか素晴らしい出来だった。7年前位かな?今回の新国立劇場は行けなかったがどうだったのかな?