とろけるような恍惚感の邦楽と洋楽

先日の歌舞伎講座にて,三味線とせいぜいギターが唯一無二のとろけるような色気のある恍惚感を聴衆に与える楽器だ,との事でしたが如何でしょうか?声楽は別として,絶対音楽は確かに邦楽と比べて型通りになりがちだとは思いますが.郭育ちの三味線はまたそれなりに,私は馴染まない所が多いのですけど.それでもやはり日本人の血か,謡や義太夫を聴いていると気持ち良いことこの上なし.
個人的には人の声,オペラのアリア程心をとろけさせる音色はないと感じています.