ムーティ/WPO東京公演2日目&国立能楽堂25周年記念公演3日目その他

昨晩は久しぶりにサントリーホールにて世界最高峰のオケの軽いタッチの珍しい公演をムーティがよく見える席にて。曲調のせいか、お年と経験のせいか、私が最初に生ムーティを見た15年位前の、私のお隣にいた方が,

ムーティさんって物凄く激しく指揮なさるのね、首をおかしくなさらないかしらと見ていて心配になるわ、とおっしゃった公演は確かスカラ座ファルスタッフ。肝煎りで話題になったファブリチーニだかの椿姫も同じツアーだった様に記憶する。随分変わったなぁ、私も年取るわ、と感じた昨晩のウィーンフィルでした。あの頃はスカラ座ウィーン国立歌劇場も都民劇場がチケットを扱っていたのが懐かしい。ムーティは後半の出で眼鏡を忘れて出直すなど愛嬌たっぷり。

今晩は先週に引き続き国立能楽堂の記念公演。今回もキャンセルが出るかもしれない日に朝イチで電話して唯一出ていた脇をゲット。恐らくは今回の記念公演でも一番人気の一つに違いない野村万作の川上に友枝昭世三輪。脇席は舞台と橋がかりとが同じ位の距離でわるで天の岩戸の世界に私も入り込んだような三輪でした。