カムイ伝1部、2部合計27冊やっと読破(ネタばれあり)

ついでに、外伝の方も、11冊中2冊読破、残りは9冊!です。

これが本当に面白いんです!1部があまりに面白かったので、2部はそれよりも劣るかな、と思ったら、さらにスケールアップの面白さ。


外伝は忍術中心かな、と思ったら、確かにそうだけれども、プラスアルファの読みきりが集まっていてこれも楽しい。ちなみに、絵が変わるのは、1部の9巻からと、外伝の2巻の途中から。

もうすぐ映画の「カムイ外伝」が公開されるけれども、松山ケンイチは、私の中ではカムイというよりも、浪人武士の草加竜之進のイメージの方が強い。カムイは、漫画からすると、もっと小柄で、美形の小姓、宮城位音弥(イメージは、小池徹平堂本光一)と変われるくらいの小柄でかわいらしい感じがあったほうがいいような。。。若い頃のヒガシ君のイメージでしょうか?いえ、松田龍平もいいカンジかもしれないけど、長身だから、それなら演技力の松山ケンイチでいいのかな?


1部が百姓の正助が中心、2部が竜之進と宮城音弥が中心で、抜忍のカムイはあくまでも脇役だったから、3部はどうなるか!医者になった竜之進むは?音弥の出世は?銚子に根付いた日置村の百姓達は?カムイと甥っ子一太郎の出会いは?(2部では出会った後しか描いておらず、いずれその話をすると明言していたので)

動物の方は、白い狼のカムイ、ボス猿の歯っ欠け、ボス犬のグレードデンもみんな死んでしまったから、あとは白狼カムイの子供の未来だけだけど。

3部が待ち遠しい。白戸三平もかなりお年だと思うので、本当に近い未来に読みたい!けど、外伝の2巻でもご本人が書かれていたように、作者は本当に血を流しながら書いているのでしょうねえ。

今日は、某ミュージカルと見るか、映画を見るかで迷いながら、がっかりする確率が舞台の方が高い気がして選んだ映画、これががっかりでした。自宅で残りのカムイ外伝を読んでいた方がずっと楽しい。

最近の私、カムイ伝を読むよりも楽しいか?が基準になりつつあります。なかなかそれ以上に楽しい舞台とか映画は、結構ハードル高いかも。

見た映画は、もうすぐ公開のリュック・ベンソン製作・脚本の「アルティメット2〜マッスル・ネバーダイ」。この変な副題って、もちろん日本だけでしょうか?

確かに素晴らしいアクション、息もつかせぬ鋭さだったのだけれども、一つ、どうしようもない欠陥が。字幕が半分とはいわずとも、3分の一はシロっぽい上に出ていて読めないのですよ。私はフランス語はほとんどわからないし、そうしている間に眠くなってしまって、単に映像のアクションだけど目で追った時間が長すぎました。