ヤンソンス&コンセルトヘボウ@都民劇場

ベートーベン、ヤナーチェックチャイコフスキープロ。


菊五郎幸四郎と同世代とは思えない程にいつも見かけも音楽も若々しいヤンソンス。今日も生き生きとした公演だった。


アンコールのチャイコフスキーの眠りを聴いていて、以前に都民劇場の音楽公演でギエムが踊る眠りを見た事を思い出した。

ギエムの眠り、二度見た筈だし、白鳥もシンデレラも見たのに、彼女の古典には感動しないからか印象が薄い。


昨日演舞場で籠もっていた疲れをひきづっている。演舞場は幸四郎が珍しく嫌みのない歌舞伎を見せてくれたり、珍しい通しだったり、思ったよりも面白かった。

後方にいた大向こうが、コインをジャラジャラやって朝からうるさかったので、最後の休憩で思い切って劇場スタッフに話したら、最後の演目は別の場所に移ってくれた。

男性でセミナー会場などでもコインをジャラジャラさせる癖のある方がいらっしゃるが、あれは本当に止めて欲しい。

http://www.tomin-gekijo.or.jp/ongaku_sub/2010b-sub.html#1012
11月15日(月) 7時開演
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

指揮:マリス・ヤンソンス

ベートーヴェン
ヤナーチェク
チャイコフスキー 「レオノーレ」序曲第3番 
狂詩曲 「タラス・ブーリバ」
交響曲第4番 
好対照の極上オーケストラを聴き比べる至福の月 (1)
 11月は、世界のトップ・オーケストラを2つ続けて味わうという、贅沢な体験が待っています。しかも、かたや深くまろやかな伝統のサウンド、かたやキレのある清新なサウンドと、全くタイプが異なっていますから、聴き比べの楽しみも尽きません。

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管は、ベルリン&ウィーン・フィル両雄と共に欧州ビッグ3を形成してきた、オランダの超名門。2004年から続くヤンソンスとのコンビでいっそう株を上げ、2008年英グラモフォン誌のランキングでは、両雄を抑えて世界のトップに踊り出ました。各楽器が絶妙にブレンドされた馥郁たる音色と、緻密かつ生命力溢れるヤンソンスのタクトが相まっての、自然な感興に充ちた音楽……それは聴く者に無類の幸福感を与えてくれます。今回、「レオノーレ」では名門の底力を、ヤンソンスの十八番チャイコフスキー交響曲では、艶やかで濃密な音楽を満喫できること間違いなし。さらに、多彩な管弦楽法を駆使したヤナーチェク入魂のドラマ「タラス・ブーリバ」は、生演奏の稀な曲だけに、この好機を逃せません。