文学・読書

名女形・雀右衛門

名女形・雀右衛門作者: 渡辺保出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/02/23メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見るやっと来ました。とっくに発売していた本だったのですが、とある方に頼んで入手した関係で遅くなりました。私が一…

面白かった

文化村ドゥ・マゴ文学賞の記念対談、富岡多恵子VS大道珠貴変わり者の話は聞いていて楽しい?

十七世中村勘三郎―自伝やっぱり役者 中村 勘三郎 (著)

上記書き込みに絡めて。先代勘三郎の伝記を読んだら、当代はまだまだだとつくづく感じた。是非、当代のファンの方にも、未読だったら読んでいただきたい一冊なのでご紹介する。

Amazonギフト券欲しい!

今、狙っている本です。古本でもいいんだけどね、もう少し安くなれば、或いは図書券使ってでも。十代目坂東三津五郎作者: 坂東三津五郎出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2000/12/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (13件) を見…

さすが目黒八雲中央図書館

三津五郎のインタビューが出ているという「俳句四季」を読もうと池袋西武のリブロにいって見つけた8月号には出ていなかったが、9月号(既に旧号らしい)に出ているらしい。どこかで借りられないかと東京都内図書館縦断検索開始。あったのは、先日、バイオリ…

もっとバレエに連れてって!作者: 守山実花出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2004/02メディア: 単行本この商品を含むブログを見る

くーみんさんから拙ブログのコメント欄にて以前ご紹介いただいたこの本、面白かった。 http://www.hanmoto.com/bd/ISBN4-7872-7178-4.html 著者、守山実花さんが結構自分のご意見をいっていて面白い。既に7年も前の本のため、現役バレリーナの紹介欄に、今大…

アーサー・ウェイリー

この人こそ語学の天才の最たる人。ご存知、源氏物語をいち早く翻訳して西洋に紹介した英国人。考えられないのが、独学で日本語から中国語、古代中国語の漢詩からモンゴル語までやたらとモノにしたのだから考えられない。1889年生まれで1966年没なので、彼が…

奥村書店

にいきました。ここで見つけた、今、話題のフリーペーパー「東京文花座」。三津五郎のすばらしい写真などが載っている3号が今ならおいてあります。歌舞伎座にいらした方でお探しの方は、奥村書店へどうぞ。でも、何も買わずに店主の目の前においてあるこれだ…

『名ごりの夢―蘭医桂川家に生れて (ワイド版東洋文庫 (9))作者: 今泉みね出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2003/05メディア: 文庫この商品を含むブログを見る』

副題:蘭医桂川家に生まれて-小泉みね 著 東洋文庫(平凡社刊) 幕末・明治初期の観劇の様子が事細かに描かれていて面白い。どこの図書館にも置いてある本なので是非。古本で安く購入も可能。*1 う〜ん、最近読んだ本に紹介されていたので手にした本だけど、…

『失踪日記作者: 吾妻ひでお出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2005/03/01メディア: コミック購入: 28人 クリック: 293回この商品を含むブログ (1143件) を見る』と『田上菊舎』

一昨日のダイアリーに吾妻ひでおの『失踪日記』をアップしたところ、リンク元からホームレスの方のブログがあることなどがわかり、色々と考えてしまった。 まず第一に多くの読者が注目するように、私も「ホームレス」の生き方はちょっと想像できそうで出来な…

「失踪日記」

期待通りの面白さ。先週の「週刊ブックレビュー」では、ホームレス時代の話中心だったが、読んでみると、漫画家になってからの面白いエピソードや、アル中での病院生活やら、赤裸々に漫画だからこそのわかりやすさ、率直さで語らえていて、思わずぐぐっと集…

美空ひばりから「プリマドンナの声帯」

プリマドンナの声帯―音楽裏方医者のカルテから作者: 米山文明出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1990/02メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 以前に読んだ名著、米山文明先生の「プリマドンナの声帯―音楽裏方医者のカルテか…

丹羽文雄逝く

昨日のランチで、たまたま知人と3人で話題に載せていた丹羽文雄が亡くなったと日経夕刊で見てびっくり。まあ、100歳で、アルツハイマーになって19年ですから。それにしてもよく生き延びられた、と。まだお父様の介護疲れで亡くなったお嬢様、本田桂子氏の本…

教育テレビの日本語特集その2

id:yukari57:20050323#p02に続いて。書き忘れ。確か、島田雅彦が面白いこといっていた、謡について。ああいう不思議な音調にしているから、摩訶不思議な世界に入れるのだ、とかなんとか。三輪明宏も同調していましたねえ。折口信夫あたりがいっていそうなの…

CCR「雨を見たかい?」

何度も触れていますが、id:rarayan0520さんお勧めで、かつid:azamikoさんはドキュメンタリーの放映会と生コンサートにまで行かれたという「放送禁止歌」、やけに気に入ってしまいました。馬鹿みたいですが、図書館から借りて、今日買いました。これは、私が4…

教育テレビの日本語特集

多分、2週間位前にNHK教育テレビで特集していた、日本語についての対談特番、三輪明宏VS島田雅彦、多和田葉子VS伊藤比呂美、平田オリザVS福原資生堂名誉会長、の録画をようやく見たのですが、面白かった。 上記別カテゴリーの中に書いた、教育テレビの「日本…

「博通望憶」が来た

といっても、図書館から。それも都内には、都立中央図書館にしかないものを、区立図書館経由で今日から借りてます。先般、「三世井上八千代」を読んだ際に参考文献に出てきたもの。博通は、四世井上八千代の夫。私家版の本なので、手に出来ただけでも幸せ。…

村上春樹「ふしぎな図書館」

村上春樹の最新刊、といっても小さな絵本。これが面白い。まさに村上ワールドの凝縮版、15分で読めるので、是非、ご贔屓は立ち読みでもなんでも。

鴎外図書館講座「観劇偶評」

知り合いから午後2時から千駄木団子坂にある鴎外図書館にて私の愛読書でもある三木竹二著「観劇偶評」をテーマにした講座があるときき、丁度時間もあいていたので飛んでいく。ここでは毎月、鴎外に関する講座を続けていて、今回は何と295回だという。 内容 …

アンニーナって?

最近は「椿姫」を見るたびに、第三幕のアンニーナが気の毒で堪らない。

「ヴィオレッタ蝶々夫人にトスカ・ミミ生まれ変わってブリュンヒルデに」

これもそのときに詠んだ一つ。ちなみに、私が詠んだ6種目が上記、雀右衛門丈に捧げる真似っこさんでした(まだ未完成だけど)。これからも短歌を詠むことも読むことも余りしないだろうと思う私である。

「会いたくて話をしたくて触れたくていつも気になる君はパソコン」

昨年、何を思ったか全7回の「短歌教室」(講師は佐伯裕子氏)を受講した。明治期以降の女性歌人を通して近現代の短歌史を学びながら歌つくりに参加、というもの。で、生まれて初めて、この講座に合わせて5首詠んでみたのです。その一つ。

「パソコン好きな芝ちゃんよ私はあなたのお父さんが好き」

言うまでも無く、俵万智「チョコレート革命」の代表作のもじりです。

「『高村薫』に『渡辺淳一』」とかけて「日経新聞」ととく

ときたら、皆さん、大体ぴ〜んですよね。今、教育テレビで高村薫が出ているので一言。傍観者としては、高村薫の日経新聞訴訟事件は面白かったけど、余りにも安易にその後釜の書き手が予想できて、それがぴったしかんかんとは。日経もそんなレベルなのかって…

せっかく「はてな」だから、と、村上春樹の名前を出してみた。案の定、物凄いデータの量。さすがに今日彼の名前を使ったのは私が一番だったみたいだけれども、「村上チルドレン」、じゃない「春樹チルドレン」なんて言葉も始めて知る。大体、ブログ好きな連…