オペラ・クラッシック

都民劇場LSO@東京文化

素晴らしい演奏会だった。前半はラフマニノフ・ピアノ協奏曲3番、後半はプロコフィエフのロミジュリ。アンコールは前半ピアニストのヴォロディンが眠りの森の美女からアダージョ、後半は「3つのオレンジの恋」からマーチ。前回がツィメルマンのピアノ協奏曲…

ドン・ジョヴァンニ&和田アキ子&双子の謎ひとつ(DJと無関係)

一日で掛け持ち二つを連日は、やはり私の体力が追いつかない。 ドン・ジョヴァンニ、寝ました。お隣の男性も前半爆睡していたな、と思ったら後半消えてました。 モシュクのドンナ・アンナはステキでした。外人歌手の中に入ってツェルリーナの高橋さん、かなり…

マホメット二世@オーチャード

タイトルが魅力ないからなぁ、と思いながら最近になってゲットしたこのオペラ、さすがにロッシーニ、大変見応えあって楽しかった〜見ない人は損しているかも?

都民劇場エヴァ・メイ&シラグーサ

ベッリーニとドニゼッティ中心の楽しいプログラム。肩の力が抜けてリラックスして楽しめた。二人が共演する生オペラを見たい。今週土曜は午前中用事があるためチケット取りに参戦出来ないから使ったぴあのプレリザーブのサントリーホールオペラに敗戦。何と…

ニッセイ劇場オペラ「魔笛」

新国の新鮮な上岡敏之の棒さばき(椿姫)で昨日今日のチケットを手に入れた人は多いだろう。私もその一人。その期待に違わぬ序曲から観衆をぐいぐい引き込む新鮮で心地よい迫力。今日はオケピでの上岡さんの姿も見えたが、見ても楽しい指揮者ですね。舞台も…

ウィーン国立歌劇場ロベルト・デヴェリュー

今日は安い席なら先々月のウィーンフィル公演と比較してもおトクだと感じる。流石のグロベローヴァも高音はかなりきつくなっているようだから聴くなら今のうちに。それにしても長いキャリアで毎回チャレンジしながら高音が出ない部分は表現力が深くなるなど…

ブーイング!

こんなメールが入っていたよ。。。 ● [公演中止]11/7、9 チェチーリア・バルトリ リサイタル http://www.operacity.jp/concert/topics/081103.php 11月7日[金]と11月9日[日]に、東京オペラシティコンサートホールで 予定しておりました「チェチーリア…

ウィーン国立歌劇場フィデリオ@神奈川県民ホール

文化勲章受賞したばかりの小澤征爾の凱旋公演。残念ながら苦手なフィデリオだったが、新国程悪趣味ではないもののイマイチの演出。記憶がない自分が情けないが,神奈川のオケピってあんなにいつも浅く使っていたっけ?オケの大音声にしばしば歌手の歌声が消さ…

リゴレット@新国オペラパラス

トゥーランドットを飛ばしたので私にとってシーズン初めての新国オペラ公演。しかしあのジェルモンが今度はリゴレット?と思うと又飛ばそうかとも思ったが観劇。でもやはりねぇ、見事に高音が出ないし,まるでどこぞやのわざと?はずして唄う邦楽の音楽家のよ…

コジ@東京文化会館

ウィーン国立歌劇場公演の第一演目。 コシ・ファン・トゥッテ。非常にレヴェルの高い舞台で気持ちよく第一幕。が、この演目、私はいつも後半だれるのよ。今日もだれながら見てしまった後半。 舞台は、回り舞台をまねしたようなこじんまりとしたものだが、基…

The Audition 〜メトロポリタン歌劇場への扉@東京国際映画祭

面白かったです。 http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=279 昨年のメットの歌手のオーディションを、セミ・ファイナリスト11人の発表の場面から、ファイナルまでの日々の稽古(メットのスタッフがかなり力をいれて、ボーカルから呼吸法から凄い懇…

レイフ・オヴェ・アンスネス@王子ホールと浅草散策

一昨年だったか、Promsのラストナイトにアンスネスが出場しているのを見て、英国の観客の慧眼を信じている私は、いつかアンスネスの生を聞きたいと思っていた。ほぼ毎年来日しているものの、なぜかスケジュールが合わずに残念な思いをしていたのが、やっと今…

ローザンヌ歌劇場カルメン@上野

非常にレベルの安定した舞台だったが私はひたすら眠くて、演出がパッとせず、ありあで目を覚ましても地味な衣装でカルメンがなかなか見つからなかったりして、又眠くなるの悪循環。カーテンコールさえ目が開かない体たらくは初めて。しかしながらこんなに気…

メト「連隊の娘」BShiで鑑賞、チップス先生など

映画館でさまざまな理由で見られなかった「連隊の娘」、新国の「トゥーランドット」はやめて万難を排して自宅にて鑑賞。 恥づかしい話、ケーブル経由でBShiが見られるようになったけど、ケーブル放送のDVD録画の仕方がわからなかったので、8時からずっと見て…

オーギュスタン・デュメイ&小山実稚恵@都民劇場

未だにデュメイがピレシュと組んで演奏したベートーベンの春が度々私の耳に現れるが,どうもその公演は10年前の都民劇場定期のようだ。ピレシュとのピアノ・デュオも多かった小山とのコンビ。しばらくぶりのデュメイは一言でいい意味で円熟した演奏。元々個性…

ムーティ/WPO東京公演2日目&国立能楽堂25周年記念公演3日目その他

昨晩は久しぶりにサントリーホールにて世界最高峰のオケの軽いタッチの珍しい公演をムーティがよく見える席にて。曲調のせいか、お年と経験のせいか、私が最初に生ムーティを見た15年位前の、私のお隣にいた方が,ムーティさんって物凄く激しく指揮なさるのね…

二期会エフゲニー・オネーギン

非常に聞き応え見応えのある公演なのに今一入りが悪いのが残念。コンヴィチュニーの演出にはブーも多かったが、見る側にとても現代的で思わず己とを比較したくなるような力があったように感じた。一幕二幕ともに男性の奇声とともに舞台中央で倒れる場面が始…

パリ国立オペラ感想追記とトレース・エレメンツ展&麻田浩展@東京オペラシティ

毎回楽しみなギャラリートーク。今回は日豪のアーティスト数名の合同コラボ。ダムパイプの中心的存在でAIDSで亡くなった古橋梯二の作品など毎度ながら新鮮なものが多かった。木村伊兵衛賞を受賞した女性写真家の作品は良く解らなかった。昨日のパリ国立オペ…

消えた男の日記・青ひげ公の城@オーチャード

パリ国立オペラの演出はいかにもという斬新さで、見て良かったと思う。両演目ともに人間の人間たる弱さや欲望を表して面白い。久しぶりにコベントガーデンでポーギーを歌ったウィラード・ホワイトが聞けたり、ハンガリーで訳もわからずに青ひげ公の城を見た…

トリスタンとイゾルデ@オーチャード

映像が主役の斬新なパリ国立オペラの演出を楽しむ。ゲルギエフとのコラボも同じ映像作家の作品だが、どう違うのだろうか?どなたかご存知でしたら是非教えて下さい。それにしてもパリではどちらもオーチャードよりもずっとデカイ小屋で1800席程度のオーチャ…

ジャパン・アーツ会員特典

ずっと前だが、確かジャパン・アーツ会員だと、売れていないコンサートを年に一回招待してくれたはずなのに、と思って数年、単に私が気付いていなかっただけのようだ。 たまたま今日は、到着した封書をあけたら招待申込用紙が入っていた。 去年も、一昨年も…

アルフレードの妹は幸せになったのか?

昨日、椿姫を見ての疑問。少なくとも昨日のジェルモンのごとき馬鹿な父親ならば、幸せになっていない可能性が高い気もする。そしてアルフレードも直ぐに清い女性が現れ尻に敷かれるとか。ビオレッタが自分の肖像をアルフレードに渡して、その清い女性に見せ…

スポレート歌劇場チェネレントラ

一言佳品、って感じかな?シラグーサは背の低さが残念、バルッチェローナだったらもっと目立ったでしょう。感覚的には指揮者がカリスマだったら今年初めのマリインスキーを思い出す。地味ながら小粒ながら実力派歌手を集め地味な舞台でオペラってこんなもん…

ヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィル

都民劇場。こいつはお値段との比較かあらいえばお得なコンサートだった。前半シューベルト、後半メンデルスゾーン。特にとりたててどうのってこともないのですけれどもね。メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲、またか都民劇場!3回は聴いてるよ!って思っ…

見て良かった新国椿姫

まず指揮の上岡さんが良かった。小気味良いテンポで感傷的になりすぎず聴かせるところはキチンとした、嫌味のない個性に拍手。タイトルロールのモシュクは昨年聴いたリサイタルの時の印象同様、こちらも嫌味のない聖女のごときヴィオレッタ。最後に泣かされ…

〜追悼パヴァロッティ〜帝国ホテル横のローソンでの個人的思い出

友人とのランチの待ち合わせに銀座8丁目の福家書店に向かったが、丸ノ内線の銀座から向かった為に帝国ホテルの横から地上に。多少時間的に余裕があった為、かつてパヴァロッティの通訳をした際の思い出があるガード下のローソンを覗きたくなった。今はナチュ…

明日モシュクのトラヴィアータが見られる!

今日は色々と済ませたい事が多く何からにしようと考えたが、やはり明日の新国椿姫のチケット取りを最優先。だって見られなかったら一期一会で一生後悔するかもしれないから。で、何故かギリギリに行ったのに一番前ですんなり取れた。実は明日はダブルヘッダ…

楽章の間は拍手をご遠慮下さい

数回に渡る休憩時間の注意にも関わらず,前半のモーツァルト35番以上に五嶋龍君が加わった後半の四季での楽章終わる度の馬鹿拍手が続いた本日のオルフェウス室内管弦楽団公演。つくづくTVの力の怖さと一部の狂言役者や歌舞伎役者のように室の低いファンがつい…

コワルスキーのシューベルト?

ちょっと耳にしたら,以前ヨッヘン-コワルスキーのシューベルトなんて気持ち悪いのを聞いたとある方が。確かに大変気味が悪い。大体カウンターテナーは,男性のはずなのに,どうしても健全な感覚を持ちにくいのは仕方ないだろうか?コントラルトの女性も,女性の…

都民劇場のこうもり

ウィーン-フォルクスオパー公演,全く期待なしだったからか,以外に楽しんだ。最後の警察署での大団円,すっかり夢心地にしてくれたので意識が飛んだ。追記:ヨッヘン・コワルスキーのオルロフスキー公爵は、それは女性メゾやアルトがやるよりもはまるけど、私…